ちょっと しか はなしBlog

リレーブログ更新

2020.10.06 ちょっと しか はなし


」のおはなし

気温もグッと下がり始め、寒くなりはじめた今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回は工事課のタカセがブログを担当させて頂きます。

 

世の中にはいろいろな芸術作品がある中で、

落書き」(Graffiti

は私の好きなジャンルの一つです。
もちろん描く方ではなく、あくまでも鑑賞として。

 

町の建物、道路のガードレール、果ては高い橋の側面など、落書きはどこにでも存在します。
自己表現や風刺画、スタンプ、たった一言書かれた物にもどれも作成者がいます。
そのほとんどに言えることは施設の所有者などの意図とは関係なく勝手に描かれる
いわば迷惑行為だということ。(器物損壊の範疇に当たる)

決して落書きは推奨される物ではないが、それがある日綺麗に消されていたり、
だれも近寄らない廃墟などで建物と共に風化していく様は
どこか散る寸前の桜のような儚さを感じます。

世の中にはそんな落書き描きから有名になり、忌み嫌われる者として認知されるどころか
芸術家として名を馳せた人たちが多く存在します。
例えば

Banksy(バンクシー

Jean Michel Basquiat(ジャン ミシェル バスキア

KAWS(カウズ

Keith Haring(キース へリング

など
彼ら以外にも大勢のアーティストが存在し
それらの作品はきっとどこかで目にしたことがあると思います。

 

そして日本のある場所には落書きの美術館と呼んでいる場所があります。
至る壁という壁には所狭しと落書きが描かれ、

詳しい場所はお教えできませんがその場所から海も見え
緑と潮の香りを感じながら落書きを楽しむことができます。

 

こういった落書きは消される前提で描かれていることが多い為、
次回見に来た時にはもうなくなっている可能性もあります。
そういった一期一会の中で自分の相性にあった作品と出会えた時は
とても感慨にふけってしまいます。
こちらに行ったのはだいぶ昔なのでまだ残っているか確認しに行きたいですね。

 

以上、「落書き」のお話でした。